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2012年06月07日

静かなる暗殺者。


昨日、「危険な貝!」ってことで、ブログ書いた

『タガヤサンミナシ』



コレね。

すっごい昔にNHKの自然ドキュメンタリーで、
実際に魚を捕るところの映像が流れて、衝撃的だったのを思い出して、

今や、映像と言えば、you tubeってことで、
いろいろ探して見てました~。

外国の映像が多くて、タガヤサンミナシとか、
奄美にもいるアンボイナという貝ではないけれど、
同じイモ貝の種類のやつで、かなりわかりやすいのがあったよ。




「怖い…」って思うのは、人間の勝手な想像で、
貝にとっては、これが食事で、生きること。
…とも思いますが、やっぱり怖ぇぇぇ。
また、襲われる魚が、ちょっとカワイイ顔してんだよな…。

この貝の動画のタイトルが
「キラーシェル」だとか「サイレントアサシン」だとか、
想像力をかりたてられるようなのばかりなのも、ちょっと面白かったです。

そんなことを思いつつ、
レイ・ブラッドベリの訃報を聞いて、
彼の作品を読み返したくなった夜でした。





  


Posted by いな  at 23:22Comments(2)カメとか魚とか

2012年05月31日

微小貝マニア


雨だーっっっ。
雨が降ると、外で遊べない観光客の方とかで、
割りとバイト先はにぎわうのですが、
さすがに今日くらいの大雨になると、しーんとさびしい感じ。


こんな時は、微小貝拾いでもして時間を潰します~。

じゃーん。




ミニミニ貝がら探してみよう!」

お正月の限定イベントのつもりで、
二階の貝コーナーに、割と勝手に設置してみたのですが、、
結構好評で、足を止めてくださる方が多く、
誰も何も言わないし、そのまま残しています。

5mmくらいの小さい貝を探してもらうのがメインなのですが、
目が利かないオトナのために、ちょいと大き目なのも入れてあります。



割と子どもの方が、見つけるの上手。
んで、お母さんとかが、一回ミニ貝の存在に気付くと、
夢中になってへぱりついてたりして、ほほえましいです。

奄美で微小貝のメッカといえば、
笠利の土浜海岸。

これは、もう貝マニアの間では、
日本一といわれるくらい有名な場所なのだそうです。

最近、ツイッターで交流させてもらってる方たちの話によると

「とある、貝屋の先生が、小学校のころ、
誕生日のプレゼントに何がほしい?と親には聞かれ、
『土浜の砂1トン』と答えた」

とか

「自宅を新築する時には、庭に土浜の砂を入れて、
いつでも微小貝探しができるようにしたい」

とか。

うちの父が言うには、以前、貝類学会が奄美で開かれた時、
雨天気になったので、用意してあった土浜の砂を広げたら
先生たちが全員無言で微小貝探しを始めて。
結果、その自宅での微小貝拾いが一番良かったという感想があった。

とか。

すごくない? 土浜。

みなさんもよかったら、土浜で微小貝拾いしてみてくださいね~。

ってマニアック過ぎるか。

なんなら、海洋展示館で、ためし拾いしてみてくださいね~。

ハマると思うけどな~。



ちなみに、こういうミニ紙袋を用意してあります。
スタッフ(てか私)の手作りでーす。

紙ものが大好きで、
必要ないのに、びんせんとか折り紙とかついつい集めてたのが、
役に立って、ちょっと嬉しい。

こんな感じで、ビーズ用とかのガラスの瓶に入れてもカワイイよ~。



てことを書いといて何ですが、

奄美海洋展示館は、6/5(火)~8(金)まで、水槽メンテナンスのため休館です。

1年ぶりに大水槽徹底清掃に参加だ! がんばろー!

にしても、一番潮のいい日に何が悲しくて掃除なんだよ…。

って言ってたら、次の日はスタッフで海に行くかも!って。
お天気よくなりますように~。


  


Posted by いな  at 19:51Comments(5)カメとか魚とか

2012年05月27日

危険!?「うふふカニ」

『マルソデカラッパ』



ちょっと前になるのですが、
小宿の干潟で、さんぴんさんとリリィとプチカシパン祭りしてた時に見つけたカニです。

「うふふ」って、口を押さえて笑ってるみたいに見えるから、
私の中では「うふふカニ」。

上手に後ずさりしながら、砂の中に潜っていきます。

カワイイーカワイイー!
って、さんぴんさんと写真とりまくったり、

さんぴんさんとこのアホ犬…ちがった愛犬リリィの
鼻先に置いたりして遊んでたのですが、

ぬわぁんと、このカニ、
結構、アブナイらしいのです…。

ってことを今日、知った私。
ごめん! さんぴんさん! リリィ!

ハサミを缶切りのように使って、
貝の口を割り、中身の貝やヤドカリを食べてるんだって。
それが、かなりの力らしく、
うっかり、指をはさまれたりしなくてよかった……。



この右のハサミの突起を、貝殻の縁に引っ掛けて、
まるで缶切りのように回しながら貝殻を割るんだって。

この日見つけた「うふふカニ」は、まだ、ちっちゃかったから、
ウチらの手の上でいいように転がされてましたが、
反撃されなくてよかった…。
うふふ、なカワイイ顔に騙されて痛い目を見るとこでした。

リリィたんもかまれなくてよかったね。



私のカメラにはいつもちゃんとおさまってくれない。
ほんっと、この子かわいいったらありゃしないのよね~。
また遊んでね~。
  


Posted by いな  at 22:20Comments(6)カメとか魚とか

2012年05月23日

黄色くて四角い人気者。



昨日からのエントリ、
「シュノーケリングで初デジカメ」の続きです。

サンゴといかにも熱帯の色鮮やかな魚たちも
結構いい感じに撮れてました。
これはもう、海の透明度と、光の具合が素晴らしいからだね~。



自分的にポイント高いナイスな写真。
棘皮(きょくひ)動物好きとしては外せません。

『ジャノメナマコ』たん。



このなんとも不気味な模様が。ナウシカの腐海にいそうじゃない?
でも、触ると以外とモチ肌でスベスベなんですよ~。

って、まあね…。
浅いとこにいるしね。動かないしね。
写真も綺麗に撮れるよね…。

んじゃ、これは?

『セミエビ』……の抜け殻。



もはや、水中写真じゃないし。
ていうか、生きてないし。
しかもガイドのアマノさん呼びつけて潜って拾ってもらってるし。

でもでも、ミニサイズでかわゆでした。
これ、ダシが出てめっちゃ美味しいエビなんだよね~(笑)


さて。そろそろ本命。

黄色くて四角い人気者(まんま)の登場ですよ

『ミナミハコフグ』の幼魚!

魚には多いんだけど、子どものうちはめっちゃカワイイ、
大人になると「フツー」「地味ー」なやつの代表格ですね。



って小さいし後ろ姿だし
「見たもん!」っていう証拠写真にしかならない。



でも、やっぱりカワイイのでしつこく撮りました。
そしたら! 
恥ずかしがってると思いきや、奇跡の一瞬!



左に「ルリホシスズメダイ」、右に「カンモンハタの幼魚」(たぶん)
を従えて、堂々のセンター! 正面顔!

アップにしてみました~。



カワイイのかかわいくないのか、ちょっと揺らいでしまうようなドヤ顔でした。

そんなこんなで。
今日の分はこれくらい。

書いてる自分だけがめっちゃ楽しい続きは、また明日☆


  


Posted by いな  at 23:14Comments(0)カメとか魚とか

2012年05月22日

愛しのタラコくちびるちゃん。

去年から初めたシュノーケリング。
度入りのマイ水中メガネの調子も上々。
ここらへんで、いっちょ、デジカメ撮影にも挑戦すっか!!

ってことで、
行ってきました、加計呂麻島~。

んもう、お天気はいいし、海はキラキラ
サンゴはうりゃうりゃ、お魚うじゃうじゃ。

素晴らしい!!

んで。肝心のデジカメですが、
「いい写真」を撮ることは、早々に諦めました。
だって、海に浮いてんだよ。
波にゆらゆら揺れてんだよ。
魚って泳ぐんだよ。
じっとしてるのってナマコくらいだよ。

まあ、それでも、とにかくシャッター押しまくってたら
奇跡的なタイミングで撮れたものもたくさん。
水中デジカメ考えた人天才。

思い出を振り返りつつおいおいブログ書いて
写真も載せていきたいと思います~。

ってことで、今日は、とりあえず、
私が一番テンションあがる大好きなお魚の写真を。

「タレクチべラ」



マイお魚ノートには成魚の写真しか貼ってないのですが、
まあ、こんな感じの「タラコくちびるちゃん」なんですが、

これの幼魚が、そりゃもうキュートなんですよ。
ほら、これ。



ってお尻やんけー!

なかなか、そのカワイイくちびるは撮らせてくれません。
が、パパラッチのごとく追いかけまくり。



やっと横顔が撮れました~。

そんで、本日ベストたれくち。



トホホ顔がたまりません。かわいい!



さらに、もっとちっちゃい幼魚も撮れてました。
大きさ比べるものがないからなんともだけど、
目が身体に比べて、まだ大きいのです。



やー、もー、ホント楽しかった!!

いつもいつもお世話になってるのは、ネイチャーガイドの
Little Life」さんと「ぷかぷかりんご」さん。
本日も素敵で楽しいガイドありがとうございました!

まだまだ続くよ!
もう眠いからまた明日☆


  


Posted by いな  at 23:22Comments(0)カメとか魚とか

2011年12月01日

派手カメ。




だいすきJさんからいただいたカメ。

派手!!!

でもめちゃカワユイ。
大事にさせていただきます~。
車に乗せて連れ歩こうかと画策中。
フロントに青い布敷いて置きたいんだけど…。
布ってどこで売ってるんだろ。
ちょっと光沢あるような、かわった質感のがいいんだけどなー。

何かまだちょっと本調子じゃないかも。
バイト先で、水槽をぼんやり見てたら
なんか船酔いみたいな感じになってビックリした。
昔、ウチの母はジョーズ見て船酔いしてたんだけど、
それよりひどいよね。
別に、波あるわけじゃないし、荒れてないのに…。

とりとめのないことばかりですね。

とりとめのないことついでに。
今日ツイッタでけっこう流行ってて、ちょい感動したネタ。

ゅゅゆゅ  ゅゅゆゅ

イタリア人には魚が4匹いるように見えるって。
たしかにーーー。

日曜までには元気になりたい。
本のフリーマーケット」もがんばるです。
暇なら来てきてー。



タイトルは妖子さんへ。びっくりしたねー(笑)
  


Posted by いな  at 23:31Comments(2)カメとか魚とか

2011年10月25日

海に浮かぶ。


星空模様のマダラトビエイがニ匹

ゆったりと目の前を横切っていく。

つかず離れず、

優雅にひれを動かして

まるで飛んでいるようだった。

息を飲むようにして、ただただ見守る。

ゆったりと海の青に溶けていく。
  


Posted by いな  at 21:48Comments(2)カメとか魚とか

2011年09月22日

商品入荷情報☆




ってどこの店だよ(笑)


やっとやっと船が来ましたね〜。
牛乳なんかなくても大丈夫。ミキを飲め、とつぶやきつつ。でも、やはり野菜とかいろいろ困るもんですね。


さて。
海洋展示館にも、夏休みで品切れが多かったお土産雑貨がどっさり入荷。


中でも私が勝手にイチ押し、サーファーなカメたんの置物!
木彫りでなんともゆる〜い表情がたまりませぬ。
800円にて販売中です。


ほかにもウミガメ協議会の商品で、ウミガメ保護にも協力できる、リボンマグネットなんかも新入荷しましたよ。ウミガメ型でカワイイ、ミニサイズです。


遊びに来てね〜。
  


Posted by いな  at 14:14Comments(2)カメとか魚とか

2011年09月18日

奄美のニャー展




笠利の宇宿貝塚にて。
24日までだそうです。


ほら吹きコーナーでは、
一番面白い嘘を言ったひとを決めるコンテスト…

は、やってませんが、


山伏気分でホラ貝を吹いてみることができました。


これ、なかなか音を出すの難しいんだよねー。


わたしは貝の螺旋が好きです。自然の不思議だよね。

貝殻も拾い出すと楽しくてやめられないです。
台風の後、いろいろ打ち上げられてないかな。
早く台風通りすぎないかなー。
  


Posted by いな  at 10:50Comments(4)カメとか魚とか

2011年09月14日

写り込み。

ひさびさにバイト先がのんびりモード。
おかげさまで、夏休みは地獄の忙しさだったので。

お客さんが少ないのはさびしいけれど、
水槽をのんびり…というより、
一番いいアングルからガン見して写真撮れる、
いい時期になってきました(働け)。

ヒメフエダイという赤い魚が、
ニ匹で何かウロウロおっかけまわしたり、
突っついたり、やたらと動き回っているので、
何だろ? もしや繁殖?
なんて思ってみてたのですが、
どうも、ただのイジメっぽい。
イジメっていうより縄張り争いですね。

そんなヒメフエくんたちを撮ろうとしたら、
モンガラカワハギが写り込んできやがりました。
一番手前の派手派手水玉ちゃん、
なんだ、この存在感。



ホントに、いまさらながら、この年で、
シュノーケリングをはじめて、すっかりはまってしまっているのですが、
海の中でモンガラちゃん見れたら、やっぱりうれしいですね~。
はまりついでに、度付きのマイ水中メガネまでオーダーしました!
コンタクトは体質に合わないので、ずっとメガネなのでね。
んもう、ホント、また海を見にいきたいー。
早く台風が過ぎさってほしいけど、なんだか停滞しそうなのかな?
まあ、でも、荒れた後の貝拾いも楽しみ!ってことで。
やっぱり、奄美は海で遊ばないとねー。


台風の間は読書三昧するかなあ。
そういえば、伊藤計劃『虐殺器官』を読みました。
評価の高いSFだっては知っていたけど、
グロテスクな気持ち悪い話なんだろうなーと、読まず嫌いしてたんだけど、
なんかの書評で、やっぱり気になって読んだら、
いやあ、よかった。
ちょっと難解だけど、繊細で、切なくて、言葉が美しく大切にされていて。
まあ、でもグロテスクな話ではありましたが。
著者が夭逝してしまったのが残念でなりませぬ。
(自殺ではなく病気で)
ほぼ同世代。
最近(でもないけど)、同世代作家の本が面白いです。
見てきたアニメとか読んでた本とか聞いてた音楽とかが同じなんだなあ、
という感覚がとても面白い。
それと、私たちはバブル崩壊直後に社会に放り出された世代なので、
少し上の世代とは、きっとまったく感覚が違う。
その微妙なとこが、また面白いんですよね。

ああ、人生、なんだか歳を重ねてきたぞ…と
嫌な方向でなく、ワクワクする気持ちで思うのです。





  


Posted by いな  at 21:22Comments(0)カメとか魚とか