2012年05月13日
春のカシパン祭り その3
まだまだ続きまーす。
今回はサンゴとか貝とか。

よく見かけるクサビライシっていう、丸いシワシワのサンゴと似てるけど、
なんか、もっとゴージャスな感じのサンゴ。
海では思わなかったけど、写真で見るとモンブランの味がしそう…(おい)。

ホントにそこだけ、ふわっとお花が咲いたみたいだった綺麗なサンゴ。
『アザミサンゴ』で合ってると思うのですが~。
このあたりの海は豪雨災害の影響も少なからず受けていて、
海の底は死サンゴや泥がいっぱいなんだけど、
こういうの見るとホントうれしくなる。
私の腰より浅いところで見れました。
そんなサンゴの隙間に入りこんでいる貝。
『ヒメシャコガイ』
外套膜が色鮮やかです。
青色パージョンと
緑色バージョン。

この貝は、サンゴと同じで、
「褐虫藻(かっちゅうそう)」という藻と共生してるのだそう。
この藻が光合成をして作り出す栄養をもらってるので、
日光が少しでも多く当たるように、波なみの形になったんだって。
いろんなカラフルな色があるのも、この褐虫藻がいるからだそうです。
自分が動かなくても、藻が栄養作ってくれるし、
藻は藻で、貝の吐いた二酸化炭素や排泄物を使ってるからお互いさまだし、
なんか、うまい具合のシステムになってますよね~。
あとは綺麗なタカラガイ『ヒメホシキヌタ』を見て和んだり

『フタスジナマコ』を苛めて
キュビエ器官という、白い糸を吐きださせて遊んだりしました。
この白いやつ、うっかり手とかにつくと、なかなか剥がれないので気をつけて。
って、さわる人はそうそういないか…。

ナマコも面白い~。いろいろ研究したい!
これなんだかわかんないけど、大きかったやつ。

ほんっと、今回の祭りも充実していて楽しかったですvv
え? カシパン?
はい。

「誰じゃー! ワシのパンの真ん中だけ食ったやつはー!!」
実はナマコで遊びすぎて、いつもカシパンが拾えるポイントでじっくり探せなかったのです…。
でも、楽しかったからいいのー!
おまけ。
ハートが割れてた…。

ちゃんとくっついてるとカワイイ貝
『リュウキュウアオイ』。
カシパンはまた次にリベンジ!!